けが・小児の処置
切り傷や擦り傷など、けがをしてから早めに受診することは、少しでもましな傷跡にするために大事であることがあります。他人や動物に噛まれたきずは、口の中の雑菌が入ってひどい感染を起こすことがあります。しばらく様子をみたりせずに早めに受診してください。キズパワーパッドを貼ってしばらく様子を見ることは避け、ガーゼなど通気性のあるものを当てて受診してください。キズパワーパッドで悪化しるケースを多数みかけます。ガラスや金属、植物などが刺さってしまった場合には局所麻酔で取り除くことが望ましい場合があります。
細かな破片など、完全に取り除くことが困難なものを保険診療で繰り返し除去することは適応がありません。大きなものを取り除いた後に残った細かな異物の除去は美容目的となるので、保険適応外となります。またそういった美容目的での異物除去は当院で行っておりません。
自傷行為の場合には保険適応外となります。手首や腕の切り傷などで、自傷行為のように見える場合は自傷行為ではなくても保険適応外となります。お電話の問いあわせのみで保険適応かどうかをお答えすることはできません。保険適応かどうかの判断には診察が必要ですが、診察の結果保険適応外であり処置を希望されないとしても診察代が必要となります。
すでに他院で創傷処置/縫合処置を終えたキズを開いて縫いなおすことは行っておりません。
小さなお子さんなどで処置中の安静が保てない方/本人が処置を拒否する場合は当院での対応ができない場合があります。処置中に保護者の方が処置室に入ることはできませんので、一人で処置が受けられない場合には治療をお断りしています。