白斑 (ダーマペン4)
白斑とは肌の色が白く抜けてしまうことです。白斑の種類には老人性白斑、脱色素性母斑、尋常性白斑などがあり、尋常性白斑が代表的です。光線療法、ステロイドによる外用治療が一般に行われている治療法です。ステロイドの治療効果は限定的であることが多いです。当院ではダーマペンという、髪の毛よりさらに細い「超極細針」を使用し、皮膚の表面にとても小さな穴を一時的につくり、皮膚の回復力を向上させコラーゲンやエラスチンの生成を促す治療をおこなっております。この治療は元々皮膚の新陳代謝を促進し、張りや弾力、ニキビ痕や肌の凸凹、毛穴の開きを滑らかにするものとして始まり、くすみや小じわ、リフトアップを目的として行われていますが、白斑に有効な場合があります。効果に個人差があるため、まず1度試していただき、有効であれば必要に応じて回数や範囲を広げることをお勧めしています。手の平おおよそ1枚分までの範囲で1回分の料金となります。
初診料※ | 3,000円(税込3,300円) |
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※保険適応外
初回の来院の際に施術部位や日程(予約日)のご相談をさせていただきますので、初回のみ初診料がかかります。初診時診察の予約は必要ありませんが、ダーマペン4の施術には予約が必要です。
施術頻度
2-4週おきに4-6回(症状にあわせて)
施術料金
治療部位 | 料金/1回 |
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ダーマペン4手のひら1枚分面積当たり※ | 30,000円(税込33,000円・再診料込み) |
上記麻酔クリーム代、DP Hyla Active (ヒアルロン酸・亜鉛・パントテン酸)、 DP Retinal Active(ビタミンA, ビタミンE, 銅ペプチド, ヒアルロン酸)含む
ダーマペンによる治療に加えて、Retinal Active(レチナールアクティブ)を使ってご自宅でのスキンケアの併用をお勧めしています。ダーマペン治療開始2週間前よりレチナールアクティブを2, 3日置きに使用し、ダーマペン使用3日後から試用を再開します。夜のお手入れとして入浴後にポンプ2, 3回分(顔面相当の面積)を肌に塗布し、吸収されるまで軽くマッサージします。その後は毎晩使用しますが、刺激がつよければ2, 3日に一度の頻度に減らします。
Retinal Active (レチナールアクティブ) 50ml 1本 22,000円(税込)※
※保険適応外
※妊娠中・授乳中の方は受けていただくことができません
禁忌・副反応・注意点
禁忌
妊娠中・授乳中の方・各成分に対するアレルギーをお持ちの方・肝斑に対する施術
よく見られる副反応
赤み・刺激・灼熱感・皮むけ・一時的なごく軽度の出血
まれな副反応
麻酔薬に対するアレルギー反応(数万人に1人)・針に対する金属アレルギー・単純ヘルペス・ケロイド・一時的な炎症後色素沈着(数十人に1人)・ピーリング剤によるアレルギー反応/じんましん(100-200人に1人程度)
注意点
アートメークの部位に施術すると色が薄くなります。
レーザー脱毛やワックス脱毛を行った部位は1週間以上あけてからの施術が可能になります。
トレチノインやディフェリンゲル・ベピオゲルなどの皮膚剥離作用のある外用薬はダーマペン施術1週間前から休薬し、1週間後から再開できます。
施術可能な看護師が勤務時の処置となります。
上記の価格は予告なく変更することがあります。