
瘢痕
キズアトを瘢痕といいますが、場所やでき方によっては見た目がよくないことがあります。また、関節や瞼、口の動きが悪くなってしまうこともあります。こうした場合に手術によって修正することがあります。
キズアトの盛り上がりを肥厚性瘢痕、キズの範囲を超えて広がる場合をケロイドといいます。肥厚性瘢痕は数年以内に改善するのですが、ケロイドは数年以上続きます。かゆみがあり見た目がよくないなど治療が必要な場合には、ステロイドの塗り薬や張り薬、注射薬を使い、またシリコンジェルのシートを使います。漢方薬の柴苓湯を使うことがあります。